今回は長編みで作る円の編み方のご紹介です。
法則さえわかっていれば、編み図がなくても大丈夫!
サクサク編めます。
基本的には、細編みも長編みも中長編みも
同じ法則で編んでいきます
長編み円 編み方レシピ
数字:長編みを編む数
V:長編みを1目に2回(増し目)
立ち上がりは、鎖3目。この立ち上がりも長編み1と数えます
箇条書きの数字は段数とします
まずは、基本的な輪の作り目を作ります
- 長編み12回
- V×12(1目に長編み2回ずつの増し目が12回)
- 1V ×12(長編み1回、増し目1回を12回)
- 2V ×12(長編み2回、増し目1回を12回)
- 1V 3V×11 2(長編み1回増し目 長編み3回増し目を11回 長編み2回)
- 4V×12(長編み4回、増し目1回を12回)
- 2V 5V×11 3(長編み2回増し目 長編み5回増し目を11回 長編み3回)
- 6V×12(長編み6回、増し目を1回を12回)
- 3V 7V×11 4(長編み3回増し目 長編み7回増し目を11回 長編み4回
- 8V×12(長編み8回、増し目1回を12回)
以下段が増えるごとに
増し目の手前の長編みの回数が増えていくよ
円の編み方の法則
法則1
輪の作り目の後、1段目の数(12目)が基本となり
常に1段で12回増し目をすることになります。
法則2
編んでいて迷うところは、
この段は、何目長編み編むんだっけ?
と、言うとこではないでしょうか?
少なくとも私はそうです😅
ですが、この悩みは簡単に解決されます。
長編みの目数=段数−2
例えば、6段目を編んでいるとすると
6段目−2=4
なので、長編みの数は4つとなります。
この簡単な式を覚えていればいいんだね!
法則3
5段目以降の奇数段は増し目をずらす
5段目
1V 3V×11 2
長編み1回増し目 長編み3回増し目 長編み2回
最初の1Vと最後の2で合わせて『3V』になるので
3V×12回で法則1の『1段で12回増し目』を、きちんと守れてますね。
奇数段で増し目をずらさず、編み続けると
画像は、細編みで編んだものになりますが、
この様に角が立ってきます。
自然な円にするために、奇数段で編み目をずらすようにして下さい
細編みの円
細編みの円の始まりは、
細編み6目、8目からスタートするのが一般的ですね。
その場合、1段ごとに増やしていく増し目の数は
『法則1』に従って、
6目:1段ごとの増し目は6回
8目:1段ごとの増し目は8回
この様になります。
あとは、長編みの編み方レシピと同じになります。
中長編みの円
目の数などは長編みの円と同じになります。
一つ違う所は、中長編みは立ち上がり鎖2目を1と数える場合と
1と数えない場合があります。
1と数える場合は、一周してきた時の引き抜くところが
立ち上がりの鎖2目の2目めになります。
数えない場合は、立ち上がり鎖2目を飛ばし、
最初の中長編みの頭に引き抜きます。
それ以外の編み方は、長編みと同じです。
まとめ
バックやかご、帽子などを編む時に使用する
円の編み方について説明してきました。
YouTubeの動画でもわかりやすく説明していますので
参考にしてみて下さい。
円の法則、皆様の編み物ライフのお役に立つことができれば、幸いです。
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